夢奇房第13回公演『空とぶクジラと見えない空と』


――パフォーマンスで、ここを見てくれ!っていうところを教えてください。

佐藤:今回いちばん見せたいのは、マテ(※2)。マテ押しです!
それこそ雑貨屋さんで一目ぼれして買った棚なんです。
もう2年前くらいになりますかね。ようやく陽の目をあびることに!

夢奇房第13回公演『空とぶクジラと見えない空と』

――そんなに長いこと温めていたんですか~。

佐藤:どうやらもう生産中止になってるみたいで売っていないんです。
替えが利かないので大事にしないと。その棚を使って演技をおしゃれな感じにしていますよ。

井岡:ん? おしゃれ?

児嶋:お茶目??

佐藤:おしゃれでお茶目に!!(笑) あと、マジック知ってる人にとって、ちょっとおもしろいのをルーティンに織り交ぜています。
分かる人には分かる、っていうような。伝わってほしいな!

――井岡さんは、どうですか?

井岡:私はやっぱり、奈央さんに教えてもらった動き!です。
いつもの決め決め系ではなく、しっとり系で。作る表情にも気を配りました。

――演目としてはマスクですが、それについては?

井岡:学生時代以来、3年ぶりくらいのマスクだったので苦労もありました。
嫌になっちゃいそうな時もありましたが、「いや、そんなことない、マスク可愛い可愛い」と自分に言い聞かせて頑張りました!

――児嶋くんの演目は、昨年同様メリケン(※3)ということですが?

児嶋:そうですね、同じ道具ですが、ただ出るだけじゃないんだぞ!ってところですね。
その道具でそんなことやるか?っていうのでびっくりさせたいです。
この手品はこういうものだっていう固定観念を壊します!

夢奇房第13回公演『空とぶクジラと見えない空と』

――すごい挑戦ですね!

児嶋:もう前みたいに400個も出しません!(笑)

井岡:そんなに出したっけ!(笑)

児嶋:今回は数で魅せるルーティンではないものにしましたし、カラフルでもないです。
そして、ぽんぽん出るのではなくじわじわと……そこに注目してください。


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