夢奇房第13回公演『空とぶクジラと見えない空と』

カウントダウンインタビュー 第3回

夢奇房第13回公演まで、あと6日となりました!
今回のインタビューは、ストーリー前半に登場するマジシャン3人組。
マルク役・佐藤さん、ジェード役・児嶋さん、そしてリーム役・井岡さんです。
マジシャンとしての経験も豊富な3人の対談、早速いってみましょう!

夢奇房第13回公演『空とぶクジラと見えない空と』

――カウントダウン3回目は、マジシャン3人組です!そのうち佐藤さんと井岡さんは、夢奇房・初舞台ですね。

井岡:そうですね! 私はスタッフとしては第10回から参加していますが……

――佐藤さんのほうは、今回が全てにおいて初参加!

佐藤:はい、今期初めて夢奇房に来ました。

――マジシャンとしてのキャリアは長いほうだと思いますが、夢奇房初舞台はどうでしたか?

佐藤:いや……やはり難しかったですね、ただマジックやジャグリングを見せるだけの舞台ではないですから。
その、夢奇房さんの、いろいろなパフォーマンス等の要素を織り交ぜた公演というのが、やはり勝手が違っていて、たくさんの人に聞きながら演技を作りました。

児嶋:なんかいつもより妙に真面目!!

井岡:(笑)

夢奇房第13回公演『空とぶクジラと見えない空と』

――そう硬くならずに(笑)
そういう意味で言うと、特定の役を演じるっていうのも初めてなんですよね?

佐藤:そうですね。でもおもしろかったですね。

――ちなみに、佐藤さんが演じるマルクってどんな人ですか?

佐藤:マルクとは……

児嶋&井岡:マルクとは!!

佐藤:ちょっと“お茶目な”雑貨屋です!

井岡:え! お茶目なんだ!?

児嶋:初めて聞いた!(笑)

佐藤:ちょっとお茶目でちょっと調子に乗っている(?)街いちばんの雑貨屋です。
普段やっている演技は実はもっとテンションが高いんですけど、今回はこのマルクに合わせて演技をいつもと変えているつもりです。

――ちょっと格好良く? とかですか?

佐藤:お茶目に!です。

井岡:お茶目押しか!!(笑)

――井岡さんのほうはどうですか? 初めての出演ですが。

井岡:うーん……難しかったです。

――佐藤さんと同じ感想!

井岡さんはスタッフとして第10回公演から3年間も見ていたと思いますが、自分でやるとなると違うんですか?

井岡:全然違いますね~!楽しいんですけどその反面難しい。
やっぱり悩んだのは他の演者さんとバランスでしょうか。全体のストーリーもあるし、共演者さんもいますし。

――そうですね。設定された世界観もありますよね。

夢奇房第13回公演『空とぶクジラと見えない空と』

井岡:自分1人で舞台に出ているんじゃないんだって感じますね。
今までやってきたような、ただマジックを披露する演技ではだめだっていうところが難しいです。
特に、無意識にマジシャンっぽい動きになっちゃったりするのとか……

児嶋:解る!

――大学サークルの発表会だけでなく、コンテストなどにもいろいろ出場している井岡さんも、そんな苦労があるんですね。

井岡:私、動きが硬いんです……! いつもの演技では思い切り拍手を取りにいっちゃったり、びしっとポーズを決めたりとかしてしまうんです。
でも夢奇房ではこんな動きしちゃだめだ!浮いちゃう!!って。
今回特に頑張ったのは「マジシャンっぽい動きをしない」ってことです。

――その対策はどうしたんですか?

井岡:それができる人に聞きました。「マジシャンっぽくないマジシャンといえば!?」って考えて、村田奈央さんに教えを請いました!

――夢奇房でも何度も出演している、izumaさんですね。その成果はどうですか?

井岡:本番、乞うご期待!!ということで(笑)

――さて、児嶋さんは今回2回目だから、夢奇房の舞台も慣れてきたってところでしょうか?

児嶋:いやぁ……難しかったですね。

――児嶋さんもですかっ!!

児嶋:(苦笑)今回は初めてスライハンド(※1)の手品を取り入れ、初めていつもの明るいキャラじゃない演技にして、いろいろ挑戦したんです。
いやー、きつかったです。

――児嶋さんは底抜けに明るいキャラが得意だと思いますが、敢えて違うのにしたんですね。

児嶋:はい、“敢えて”ですね! 途中、迷走もしましたけど(笑)

佐藤:迷走、したね。

児嶋:す、すみません(苦笑)

――そういえば、児嶋さん演じるジェードという役柄は……

児嶋:“紳士”です。

――紳士!

児嶋:でも、なんていうか、ジェードの紳士演技はいっぱいいっぱいです(苦笑)

井岡:私たち3人とも、自分のパフォーマンスのすぐ後に出番があるんですよね。

佐藤:そうなんです。

井岡:私もいざ役者として出されると、手品じゃない動きってできなくて……手が!泳いでいる!!

佐藤:なんかおもしろい動きとか、しちゃってますかね(笑)

井岡:注目されると困る!見ないで~!!って思ったりしてます。

――手品のパフォーマンス中は散々注目されてるのに!

井岡:硬い動きしてるぞ!って思われたらと、焦ります(汗)

――でも、見たことない井岡さんが見られていいんじゃないですか?

井岡:その点はちょっとおもしろいのかなぁ。

佐藤:確かに。いつもと違う、あんなちゃらこじ(※児嶋さんのこと)が!

児嶋:あんな K-sato (※佐藤さんのこと)が!!

佐藤&井岡:(笑)

>次のページへ


□カウントダウンインタビュー トップへ



カウントダウンインタビュー