夢奇房第13回公演『空とぶクジラと見えない空と』


――そんなふうに作り上げてきた舞台も、いよいよ明後日が本番です!!

鈴木:ですね~!

池端:ひゃあぁ…!!

――こんなことをお客様に伝えたいとか、熱い想いを聞かせてください。

池端:お客さまの心に、何かほっこりした暖かいものを残したい、そう思います。
子どものころに戻って、絵本などに純粋にわくわくしていた時の気持ちになってくれるといいなあと。

――池端さん自身としては、どんなものが得られそうですか? イルマという女の子役を演出チームから聞いたのは8月くらいですから、ずいぶんと経ちますが。

池端:でもあっという間でした。
もう本番だなんてちょっと寂しいですが、味わいつくさないと、ですね。
公演は1日で終わっちゃうから儚いけれど、でもそれが舞台なんでしょうし、その時だけの、生きた空気を前回よりも感じることができそうです。
そんな空気が吸えるんだと思ってドキドキしています!

――池端さんにとって素敵な1日になるといいですね! では、鈴木さん、お願いします!

鈴木:僕個人の目標としては“いちばん楽しむ人”でありたいと思います。
主役として責任もあるし緊張もするんですけれど、舞台の上にいられる時間が長いので、楽しむというのが主役としての役割であるし責任だって思うんです。

――そうですね!

鈴木:そして、この舞台を楽しんでもらうのはもちろんのこと、ストーリーを最後まで見てくださったお客さまが、会場に来る前と出た後で、見える景色がちょっとでも変わっていたら素敵だなと思います!

夢奇房第13回公演『空とぶクジラと見えない空と』


――ありがとうございました!
鈴木さん演じるピクト、演技もパフォーマンスもとっても楽しいものになりそうです。
そして池端さんのイルマはどんなピュアな心を皆さまに届けてくれるのでしょうか。
どちらもとても楽しみですね。

さて、明日でカウントダウンインタビューは最終回となります。
お話を聞くのは演出を担当した木村さん。
演出として、今回の舞台を通して込めてきた想いを、くわしく聞いていきたいと思います。

※ディアボロ……ジャグリングの道具の一つで、糸を使ってコマを回転させ様々な技を見せる。中国ゴマとも。


■プロフィール
鈴木 駿一
東北大学学友会奇術部出身。愛称しゅんちゃん。

大学時代は2年生のときにカード、3年生でハトをやっていた。
手品は子どものころから好きで、クロースアップマジックについては大学生になる前からやっていたという。
「欽ちゃんの全日本仮装大賞」を観るのが毎年の楽しみ。

【主な出演作】 2015年 第12回公演「虹の独唱歌(アリア)」
ジャロ(アラカルト)


池端 友理
早稲田大学ジャグリングサークル ~infinity~ 所属。
現在大学4年生。愛称いけたん。

ジャグリングをはじめたのは中学生からで、以来高校・大学と続けている。
使う道具は主にディアボロ。
夢奇房には第10回から参加。

2012年TIDC(東京国際ディアボロ協議会)では女子個人部門で3位入賞という実力の持ち主。

妖怪ウォッチが好きで、「ようかい体操第一」が踊れる。
お気に入りキャラはジバニャン。

【主な出演作】 2015年 第12回公演「虹の独唱歌(アリア)」
ローザ(ディアボロ)


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