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夢奇房第20回公演 カウントダウン対談

脚本担当 宮田雅史&演出担当 ヒロ(前編)

夢奇房の公演本番まで、あと4日と迫ってきました!
記念すべき第20回公演の脚本を担当したのは、宮田さん。
そして演出を担当したのは、音楽隊で楽曲演奏も担当しているヒロさんです。
お二人に今回の公演について、その内容や想いについて聞いてみました!

ーーまずは宮田さん、記念すべき第20回公演の脚本担当ということで、感慨深いものはありますか?
宮田:そうですね、光栄なことだなあって思ってます。
ーー今回の『FISKAR -フィスカル-』という物語は、もともと第18回公演に向けて構想していたものだそうですね。
宮田:はい、第18回公演のために構想を練っていたものですが、コロナ禍の中で公演が中止になってしまいまして。
ヒロ:それから2年?いや、3年経ったのかー。
宮田:そうなんですよね。でも案外「やっと公演までにこぎつけたぞ!」という感じはしないです。
静かに自分の中で温めてきて、ありがたいことにまたその機会がやってきて、ああ良かったなぁ…という気持ちです。
ーーコロナ禍を経て、何か脚本の内容に影響したことはありますか。
宮田:そんなに大きく影響は受けていないんですよ。
この脚本のテーマは”人と人との繋がり”ですけれど、それは普遍的なテーマだと思うんです。
ヒロ:そうですね。
宮田:ただ、コロナ禍があった関係で、今回のテーマはより伝わりやすいものになったかもしれません。

ーーヒロさんは、第19回公演に続いて、今回も演出担当ですね。
ヒロ:うん、でも積極的に演出担当になったわけじゃないんですよ。
ぶっちゃけてしまうと、演出やるって人が誰もいなかったから。
「じゃあ自分がやるかー」という感じで(笑)。
ーー演出という役割は大変だと思いますが、その感覚で引き受けてしまうのは、ある意味すごいですね。
ヒロ:いやいや、そんなに大仰なことじゃないですよ、自分にとっては。
ただ、マロニー(注:宮田さんの愛称)が頑張って脚本書いてたし、役者やパフォーマンスで「夢奇房の舞台に出たい」っていう人たちがいたから、それを実現してあげたいっていう気持ちでした。
ーー宮田さんとは、脚本&演出担当として、前回の第19回公演と同じコンビですね。
ヒロ:そうそう、マロニーが脚本だから、自分が演出やるかー!というのもありました。
宮田:(笑)
ヒロ:演出は、脚本のマロニーといかに上手くやっていけるかどうか、っていうのが肝要です(笑)。
宮田:ははは。
ヒロ:癖が強いんだ、これがまた(笑)。こだわりも、かなりあったよね。
宮田:いやーすみません(笑)。
ヒロ:いやでも、ゼロから1を生み出すことができるって本当にすごいなと思います。
そういう人って尊敬しちゃうんだよなぁ。自分自身はそういうこと絶対できないなって思うから。
宮田:あざます!!!(笑)
ヒロ:(笑)ただ、舞台を観に来てくれたお客さんにどうやったらちゃんと伝わるかが、やっぱり大事ですからね。
マロニーには涙を呑んでもらいながら、余計なところを削ぎ落して削ぎ落して、分かりやすいように整えていく。
これが演出としての仕事でした。
ーー演出として、こだわりなどはありましたか。
ヒロ:いや、今言ったように「これ」といった強いこだわりらしいものはなかったです。
マロニーがいい脚本を書いてくれましたし、実際演出をやることになった時、『FISKAR -フィスカル-』っていう脚本の内容は純粋にいいな、と思っていました。
それをなんとか舞台で実現させようって思ったわけです。

3年越しに実現される宮田さんの脚本『FISKAR -フィスカル-』と、ヒロさんによる演出。
対談はまだまだ続きます。
続きはまた明日!お楽しみに…。
☆後編はこちらから!